ブログを始めてみることにした。この動画全盛の時代に、いわゆる「過去の遺物」であるブログを始めることに果たして意味があるのかは分からないが、元々僕は文章を書くのが好きだということもあり、挑戦してみることにした。
さてそこで、いざ何を書くべきかと考えると、僕はふと、ある漫画家のことを思い出した。
吾妻ひでお先生である。僕は先生の「うつうつひでお日記」という書籍に助けられた経験がある。内容は、先生の毎日を淡々と漫画も交えて描かれていたのだが、それがなんとも癒やされるのだ。それは先生の絵柄の力もあるのかもしれないが、淡々とした毎日、鬱々とした毎日が、とても穏やかに描写されているのである。
それは、僕のようにうつ病を持っている人にとっては、とても心地よく響いた。
僕は先生のように絵が描けない、しかし、文章を書くのは好きだ。
そこで、僕は自分の拙い文章の力で、先生のようなエッセイを書いてみたいと思い、このブログを始めることにした。
基本は毎日更新する予定であるが、そこはうつ病患者である。体調によってはかけない日もあると思う。
しかし、淡々と、鬱々と、続けていければと思うので、どうか、読んでいただけると嬉しい。
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